【不定期更新】自由気ままにVTuber語り

元クソニートの自分が社会復帰を決断した最大の切っ掛け『VTuber』についてタイトル通り気ままに語るだけのブログ

VTuberと質問箱(マシュマロ)の共存とリスク

 皆様こちらのブログでは大分お久しぶりです、筆者です。
 今回はVTuberの紹介……ではなく昨今問題視されるVTuberと質問箱の関係性に付いて自分なりの意見を言っていきたいと思います。



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・お手軽に動画化出来る質問箱族とVTuberは相性抜群

 まず、VTuberというと普通のYouTuberが出来る企画が出来ない事もあり中々に企画を考えるのが難しい。
 特に初期段階の自分のVTuber活動を模索している中だと何をすべきかと悩んでしまう事もあると思います。
 そんな中お手軽に出来るのが質問箱族の動画化。
 自己紹介するにしても自分の何を紹介するのか、となった時匿名性のある質問箱族なら気軽に送れるし、VTuberと言ったら質問箱!みたいな浸透率があるのでリスナーもウキウキ気分でノリ良く入れられるのではないでしょうか。
 現に企業VTuberも多数利用しています。

 しかしそんな質問箱にも落とし穴が……



・匿名性は諸刃の剣

 先日ホロライブ運営から、マシュマロ(質問箱)は基本的に閉鎖する(企画時のみ稼働)事が発表されました。
 上述の話から利点を無くすのはどうかと言う声もあるかも知れませんし、実際そう言った声はTwitterでちょくちょく見受けられます。
 しかし閉鎖にはちゃんとした理由がある事を改めて気付いてもらいたい。

 質問箱族は匿名性が最大の利点ですが、逆を言えば匿名性が最大のリスクでもあります。
 誰か分からないままに送れるから気軽という事はその分軽はずみな発言をしてしまう火種になりますし、アンチに対しノーガードになってもしまいます。
 そのせいで執拗なセクハラ、実は貴方と○○は不仲なんじゃないかといった邪推、コメント読んでもらえない無視されてるといったメンヘラ、明らかな暴言や誹謗中傷に苦しむVTuberを幾度と無く筆者は見てきました。
 そのせいで引退したVTuberだって見ました。

 誰かも分からない恐怖というのは計り知れません。
 いつも見ている誰かかもしれない、と人間不信になってもおかしくない。
 
 そうなってからでは遅いのです。
 だからこそ今回のホロライブマシュマロの閉鎖には賛成です。
 と言いますか常時設置はアンチやセクハラホイホイなデメリットしか感じていませんから企画時以外は個人勢VTuberでもせめて基本質問箱、マシュマロのリンクはとっぱらっていた方が快適なVTuber生活を送れるのではないかと思っています。


・完全撤廃しろって話ではない

 ここまで述べた上で話すのもどうかと思いますが、利点がある以上完全撤廃するのは惜しいですし瀬戸旭、レンジルといった質問箱を一つの武器に活動しているVTuberもいます。
 更に大量のコメントに押し流されて読んでもらえないって時でも質問箱なら目を通して反応してもらえる確率も上がります。
 そもそもが匿名性に虎の威を借る連中が自重すれば良いだけの話なんですがそんな連中は注意喚起や警告で止まる常識はまず持ち合わせていません、同じ人間と思って接して損をするのは注意している側です。

 なので個人的見解として『常時設置は悪手』『企画で盛り上げたい時に設置はアリ』という意見となります。



 少しでも傷付くVTuberが減る事、笑顔で一日でも長く、VTuber活動を楽しいと思える時間が出来る事を願っています。